水槽に限らず我々の周りは長方形だらけ、ある意味で長方形に囲まれて生活していると言えますね。長方形の部屋を効率良く利用するため長方形の家具を並べるのも、ごく当たり前の事になってます。水槽の場合も長方形の一面を壁に添うように設置するのも普通の事で、あまり意識もしていないかと思われます。
但しどれだけ効率を追求しようとも既製品を利用する限り、必ずと言っていいほどデッドスペースが生まれる、そしてそのスペースをも生かそうとスリムな家具やコーナー家具などが売られています。
同様に水槽でも「デッドスペース」の有効活用という観点から水槽をご利用いただく場合があります。縦横の比率が極端なもの、超スリムなものや三角形の水槽などが該当します。
また店舗の壁一面に設置したい、水槽そのものをパーテーション代わりにする、というのもデッドスペースではありませんが、まず場所ありきの考え方と言えると思われます。この設置したい「スペースにフィットさせる」というのが特殊形状水槽を選ぶ一つの理由です。
特殊な形状の水槽を選ぶと様々な「視覚効果」が得られます。北海道の旭川動物園・あざらし館の円柱水槽が非常に話題になりました。好奇心旺盛なアザラシがまるで宙に浮いているか水中で立っているかに見えたり。360°見回せ観察できるのもオープン当初は注目されました。
水族館に行けば他にも大なり小なり特殊な曲面や形状をした水槽があって、見る角度によって様々な表情が楽しむことができて、それぞれの施設の特徴にもなっています。
特殊形状水槽で自宅でも小さな水族館、いろいろな角度から立体的に眺める楽しみが得られます。
店舗の集客や会社・施設の話題作りにも、ちょっと変わった形状をしていると目を引きますし記憶に残ります。名物スポット？までいかなくても注目を浴びる存在になるかもしれません。
設置する場所にフィットさせる「スペース」上の理由と、面白い「視覚効果」で楽しみが広がる、他にも特殊な形状を選択する様々な要因はありますが、アクアリウムの楽しみ方を広げインテリアとしてもオシャレ、人とは違うものを置いているという欲求もも満たしてくれます。人が集まる場所に設置すれば注目の的となる特殊な形の水槽。
ぜひ皆様の持っているユニークなアイディアを形にしてみませんか？セッティングが完了したときの喜びも一入ですよ。中には耐久性を著しく損なう形状、飼育する生体にストレスを与え環境整備できないもの、予算的な問題などでお断りする場合もありますが、まずは世界に一つだけのアクアリウム実現に向け、ご相談下さい。
一般的な形状の水槽同様「水質(海水・淡水)」、「飼育する生体(観賞魚・水草・サンゴ・イソギンチャク・海藻など)」、「水槽サイズに応じた必要能力」の違いによる器具・機材の選択の他、形状に合わせてセレクト及び加工が必要になるケースもあります。水槽台に関しては色も選べます。
当社の水槽レンタル契約では想定される全ての項目に関しお打ち合わせの上、お客様にご検討・ご納得の上で契約させて頂いています。どのようなことでもお申し付けください。
