熱帯魚・金魚の病気初期症状
病気の予防には水質管理がとっても大切、きれいな水で飼育しいる限り魚はほとんど病気になりません。反対に汚れた水で飼っていると繊細な生体はすぐに病気になってしまいます。
すぐに汚れる場合は水量や濾過能力に生態数が見合っているのか、エサの量が過剰で食べ残しが原因になっていないかなど、様々考慮する必要があります。
また、いくら見た目がきれいな状態と思っても定期的な水換えは必要です。
- 白点病
- 寄生虫が原因、身体に白い点々ができる。薬浴での治療が必要。
- 尾ぐされ病
- 細菌が原因、ヒレの外側が白くなり、病状が進むとヒレが溶けてなくなる。感染力が強く、病状の進行も早いので、迅速な対応が必要。
- 白カビ病
- 細菌が原因、白色の綿のような水カビが体表に付着します。他の魚と隔離し、薬浴が必要。
- コショウ病
- 寄生虫が原因、体中にコショウのような小さな白点ができ、魚はかゆがって体を壁面や底にすりつける。水温を上げる・0.5%の塩水浴も効果的。
- イカリ虫
- 寄生虫が原因、寄生部位に約10mmの虫を肉眼で確認できる。寄生されると部分的な出血、炎症等がおこる。寄生虫の除去・薬浴が必要。
- ウオジラミ
- 金魚、川魚に多く寄生虫が原因、病気にかかると魚は水の表面にぼんやり浮いたり、泳ぎながら体を壁面や底などにこすりつけるようにして泳ぐ。寄生虫の除去・薬浴が必要。
- 松かさ病
- 金魚に良く見られ、水質が悪化すると感染します。 感染力は弱いので1匹が発病してもすぐに水槽中に広がる恐れはありませんが、要注意。薬浴が必要。
- 水カビ病
- 金魚同士の喧嘩・物理的衝撃・水温や水質の急変・ストレス・別の細菌の感染などをきっかけに抵抗力が落ちたりしている場合、傷口に水カビが付着。薬浴が必要。
- エラ病
- 水質の悪化によって細菌・カラムナリスが発生、エラに感染している場合、片エラを閉じていたり、重傷になると両エラがひらいて襟巻きとかげのようにはれる病気。薬浴・水替えが必要。
- 腹水病
- 金魚に良くみられる病気で異様にお腹が膨れたり、ヒレに赤い斑点などが出ることもあります。オートヒーターを使って水温を25度から27度前後で一定に保つと一応の効果がある場合もあります。